生野菜だけでなくお漬物や温野菜をとることで必要量の栄養素を

ダイエットを始めたり、健康志向に食事を切り替えようとすると必ず生野菜を中心に食生活を見直そうと言う事になります。

 

とはいえ、人間が1日にとるべき野菜の量は350gと言われると、それはほぼ困難になります。350gの野菜というのは、おおよそですが20-25センチのサラダのお皿に山盛りの野菜、これを日に3度食べることになります。それを見越して野菜を中心とした健康飲料やサプリメントが多く商品化されています。

 

これを否定するつもりは毛頭ありませんが、ちょっと本末転倒な気もします。健康な体躯を作るためには野菜は必要なのですから、毎度の食事の中で、きちんと本物の野菜を食べて必要量を摂取したいものです。その答えが「お漬物でその不足分を補いましょう!」ということです。日本はご存じのように漬物大国です。

 

全国に様々な漬物があり、平安時代から食卓に並ぶなど古い歴史もあります。漬物は漬けることによって水分が無くなりカサが減ります。その分、沢山食べられることになるのですが、どうしても日本人は漬物は箸休め的な料理と考えてしまいますから、沢山食べるという習慣がありません。

 

ここは少し考え方を変えてサラダのように食べることが必要です。欲をいえば、市販のものは塩分が多いですから、自分で作る事を考えたいところです。塩分が多ければ美味しいではなく、あくまでも健康を維持するために食べる健康食品と捉えます。もちろん、薄味になりますがだからといって、お醤油などをかけすぎるのはもってのほかです。

 

漬物のもう一つの魅力は生野菜同様に熱を加えていないので多種多様なビタミンがそのまま残っていることです。漬物がビタミンの王様と言われているのも納得できます。そして、ぬかを使った漬物は乳酸発酵をしまうすから、多量の乳酸菌をとることが出来るのです。また、あまり知られていませんが善玉菌の餌となる食物繊維もとることができます。

 

また、人の血液や体液はアルカリ性ですからアルカリ性を保つことが体調管理には重要ですが、漬物はほとんどがアルカリ性なので自然と体調を管理してくれます。生野菜を食することももちろん重要ですが、生野菜だけでなくお漬物や温野菜をとることで、無理なく必要量の栄養素をとることが出来るのです。